当社は創立以来、日本を代表する電子機器メーカー様とのお取引を通じて、各種基板検査装置のご提案、高精度治具の開発や製造、現場の視点に立った検査装置の開発などにより、皆様の実装基板の生産効率向上をお手伝いしてまいりました。 近年エレクトロニクス業界では、製品の高機能化が猛スピードで進んでおり、スマートフォンやウェアラブル端末に代表されるように、より小さな部品を高密度に実装する事が主流となっています。こうした背景から当社に対しても、微細なターゲットに高精度でコンタクトするという様な高度な技術が求められています。
そのため、当社の事業ドメインである基板検査の分野につきましては、お客様の開発段階から修理にいたる各工程で、これまで以上に課題解決に寄与できるソリューションを、よりタイムリーにご提供できるよう事業体制の強化に努めてまいります。 また、新しい取り組みである自動化支援事業は、これまで当社が培ってきた技術やノウハウの地域社会への還元という使命と同時に、新たな出会いによって得た知見により、基板検査でのイノベーションを促進していくといった側面も持ち合わせております。
いずれにつきましても、安全・安心・便利な未来創造のため、これからも当社はものづくりの世界を通じて社会のお役に立てるよう、全社一丸となって取り組んでいく所存でございます。今後とも引き続き、皆様の暖かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
ニューリー・土山ことNLTの基本的姿勢と
コンピテンスについてご説明いたします。
ニューリー・土山は、スマートフォン・車、産業用機器の頭脳に当たる基板の検査装置を開発・製造している会社です。1990年の設立以来、電子機器の需要が急激に拡大する中、その信頼性の担保するに不可欠な各種検査装置と先進のソリューションを提供し続けています。
NLT基板検査ソリューションへ>電子デバイスの高集積化・小型化に伴い、基板実装の製造は高度化の一途を辿っています。歩留まりの向上を図りつつ生産効率を改善するには、検査プロセスにおける合理的なソリューションが求められます。ニューリー・土山では、基板実装のそれぞれ工程に最適な検査機器をラインナップし、お客さまの生産性の向上に貢献いたします。
NLT基板検査装置ラインナップへ>ニューリー・土山は、基板検査装置はもとより、被検査板と検査装置のインターフェイスとなる治具の製作でも高い評価を頂いています。治具製作においては、何よりも「被検査板を損傷させないこと」、そしてピン治具が「正確にコンタクトすること」、さらに「正しく配線すること」が求められます。ニューリー・土山は、各々のテーマに対し徹底したこだわりと独自のノウハウでこれを克服。他の追従を許さない高精度な治具製作を実現しています。
NLT治具製作技術3つのポイントへ>ニューリー・土山では、お客さまの要請に応じて、開発・試作評価・製造・納品・立上げ、そして保守までをワンストップで提供しています。また、東日本地区のお客様への対応力を拡充すべく、東京事業所として製造拠点を昭島市に開設。横浜ならびに新潟の営業拠点と相まって、東日本地区での一貫体制も構築しています。
NLT拠点展開へ>ニューリー・土山のものづくり体制は、設計チームと生産チームに大別されますが、少数精鋭のエキスパート集団ならでの利点を生かし、ものづくりの現場を共有しながら、機械系・電気系・制御系の各エンジニアが境目なく相互に補完し合うことで、全体としてのパフォーマンスの向上と、自身のスキルの練磨に取り組んでいます。
採用情報サイトへ>ニューリーとは、設立時の親会社の名前、「土山」は、この地の名称です。かつては東海道五十三次の宿場町として栄えた土山町は、今も昔の風情を保ち、また緑豊かな大地には茶畑が広がります。世界に広がる優れた製品、そしてそれを生み出す感性と技術は、甲賀の歴史と自然に育まれているのです。基板製造メーカーの強力な支援者として陰ながら振る舞う様には、忍びの精神が宿っているのかもしれません。